BALL×PIT レビュー・プレイ感想

目次

ピンボール×ローグライクで中毒性〇

・キャラクター・ボール・パッシブの組み合わせの面白さ
・1プレイ15分程度でサクサク遊べる
・ローグライクにありがちな中だるみがクリアまでほとんどない

・シム要素が遊びにくい
・一部のボスは唯々面倒くさい

キャラクター・ボール・パッシブの組み合わせの面白さ

このゲームの面白さの9割を占めるであろう、ビルド構築。
キャラクター16体はそれぞれに特殊能力があり、そのうち2人を組み合わせて出撃する。
※ゲーム序盤は1人のみ出撃可能

そこにボール・パッシブがそれぞれ約60種類ずつ用意されている。
出撃中に経験値を集め、レベルアップしてランダムに提示される条件(アップグレード)を選んで進めていく。
アップグレードの内容は「新しいボール・パッシブを獲得」or「すでに獲得しているものをレベルUP」させるの中からランダムで提示される。

さらに、経験値でのレベルアップとは別に稀にドロップする虹色のアイテムを獲得すると「進化」・「結合」・「分裂」が行える。

「進化」
 特定のボールを組み合わせることで全く新しい種類のボールを生み出す。「進化」後のボールは強力なものが多い。
「融合」

 2つのボールの特性を掛け合わせる。「進化」とは異なり、能力を掛け合わせるだけなので、組み合わせによって
 強さが大きく変わる。
「分裂」
 すでに獲得しているボール・パッシブをランダムでレベルアップさせる。

「進化」・「融合」に使うボールはLV3まで育てておく必要があるため、アップグレード時に新しいボール・パッシブばかり獲得しているとボールが育たず「進化」・「融合」が出来なくなり、最終的に火力不足になる。
しかし、ボールの種類が少なすぎると序盤・中盤の火力が足りず雑魚を処理しきれない。このあたりの取捨選択にキャラクター特性・パッシブの状況が加わり、選択に楽しみが出ている。

ローグライクにありがちな中だるみがクリアまでほとんどない

ゲームシステムはステージを遊んだ後、獲得した資源で街を発展させ、恒久的な能力アップやキャラクターの開放をするという内容になっている。この手のゲームシステムによくあるパターンとして、資源を獲得するために同じステージを何週もする必要が出てくることが多く、中だるみを起こしやすい。
しかしながら、このゲームでは中だるみし始める頃に2人出撃が解禁され、新たな組み合わせが出来ることで今まであまり使っていなかったキャラクターを試すようになり、ボール・パッシブの組み合わせも相まって試行錯誤の幅が一気に広がる。そのまま試行錯誤を繰り返している間に最終ステージまでたどり着き、苦戦しながらもクリアするまでが非常に楽しく、飽きが来ないようになっているなと感じた。

ただし、街を発展させるピンボール要素は正直、作業感が強くあまり楽しいものではない。

総評

ピンボール・ローグライクとして目新しい要素があるわけではないが、どちらの要素も完成度が高く作られている。特に、ローグライク要素は「あのパターンを試してみよう」で始めた結果、想定外の組み合わせが強いことに気づき「あともう一回」を繰り返すことで、あっという間に2~3時間が経過する。
画面の上から敵ユニットが進行してくる都合上、火力不足=じわじわ圧殺される、火力十分=敵が出現してすぐに溶ける、のどちらかになるため、画面一杯の敵を一気にせん滅するような爽快感はあまり無い。

価格1,700円を考えれば満足感は高く、少しでも興味があればとりあえず買って遊んでみて欲しい。

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この記事を書いた人

プレイしているor購入を検討しているゲームの情報が少ない!
という思いを度々してきました。
もしかすると、私以外にも同様の思いを持たれている方がいるのではないかと考え、当ブログを始めました。少しでもお役に立てれば幸いです。

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