プラネットコースター2 レビュー

最高のテーマーパークシミュレーター

まさしく、正統進化。前作に引き続き自分だけのテーマパークを作ることができる。
この手のシミュレーターゲームは発売初期はコンテンツ不足の場合があるが、本作は発売直後の現状でも十分楽しめる。アトラクションは全部で100程度あるため、1つのテーマパーク内には収まりきらない。
今回はファンシーな感じで作ったから、次はカリビアンなイメージで作ってみるか・・・
といった感じで色々と試してみたくなる。

サンドボックスモードで0から作り始めるのは難しいという方にはキャンペーンモードがある。
基本的にはクエスト形式でクリアしていくのがメインだが、ある程度パークが形になった状態からスタートできるので、そこに自分の好きなアトラクションや景観を追加して楽しむことができる。

ウォーターパークの追加

今作最大の売りの一つである、ウォーターパークについて。
自分の好きな形でプールを作っていくこともできるが、アセットも用意してある。

飛び込み台もちゃんと使ってくれるし、溺れた人がいればちゃんとライフガードが助けに行く。
ボケーっと見ているだけでも楽しめる。

気になった点

基本的には前作から大きく変わっておらず、前作プレイ済みかどうかに関わらず楽しめるが、電気関係のシステムは若干気になった。発電設備で発電して、配電盤でアトラクションの近くまで電気を共有するのだが、発電設備にメンテナンスが必要(エンジニアを雇うことで自動で行ってくれる)であり、単純に作業量とストレスを増やしているように感じてしまった。
また、スタッフが地面の中に埋まり、動けなくなるバグが確認できた。埋まった従業員をほかの作業に割り当てると解消できたが、パークが大きくなってくると気づかず放置してしまい、パークの運営に支障をきたす可能性がある。

総評

子供のころ、近くの遊園地に遊びに行った時のワクワク感を思い出した。
気に入ったアトラクションを設置して適当に景観アセットを並べるだけでもそれっぽく仕上がるのはゲーム自体が優れているからだろう。
steamのタグには「ストラテジー」があるが、経営の要素は薄いので「パーク運営」を期待して購入するとガッカリすることになる。また、アセットの配置や、ジェットコースターのレール設置など、自分の思い通りのパーク作成には慣れが必要。
操作をマスターし思い通りに作れるようになった後は、自分の思い出の遊園地を再現するも良し、某有名テーマパークを真似してみるも良し。
また、正統進化ゆえに前作からの大幅な変更といった箇所はなく、前作経験者が購入すると物足りなさを感じるかもしれない。しかしながら、DLCやMODが追加されればより楽しめることは間違いなく、購入を迷っている方は少し間を空けてセールが来た時に購入してもよいかもしれない。

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